第9話

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鞄から何かを取り出したらしい秋田は、再び白藤の上に跨がった。 「な、に…」 「イイモノ…」 小さくて固いものが、後孔に侵入ってくる。 「やだ、止めて!」 「だぁめ。」 秋田は白藤の拒絶を無視して、指で奥までしっかり押し込んだ。 「あつい…やだぁ…」 仕込まれた異物は、飲まされたものと同じ媚薬。 あの時、出羽澤にもらった二錠の薬。 「ぁ、秋田ぁ…」 腰をくねらせながら、膝を擦り合わせている。
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