僕は執事

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その時ちょうど先生が見えたようなので、他の生徒も全員席についた。 僕も席に着こうとしてよろめいた・・・・振りをした。 そして窓に手を掛けちょっと作業をした。 それと同時に窓の外のグラウンドの木の向こうから幾つかの悲鳴が聞こえた。 生徒達は驚いた表情で窓の方を見たが何も判らなかった。 先生はチラリ・・・・・と僕を見た。 俺が何かしたのを見えたのか? 油断が出来ない先生かもしれないな。 後で調査させておこうと思った。 「ほら!外はいいからこっちに集中しろ!」 先生が声を掛ける。
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