僕は執事

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「お前らさあ。命が惜しかったら聖に近寄るの止めとけよな。」 俺の言葉に生徒達は気色ばんだ。 「なんだと!」 「貴様!聖のなんだ!」 俺は肩を竦めて言った。 「単なるボディーガードさ。」 周囲に緊張が走る。 「な!なんだと!」 俺はにんまり笑って言った。 「お前らじゃ。俺の相手にはならねえよ。痛い目に会いたくなかったら手を出すな。」 俺は殺気を放って威嚇した。 生徒達は腰を抜かしてしまった。 俺はニヤリ・・・と笑って背中を向けて言いながら部屋を出ようとした。 「いいな!絶対聖様に手を出すな?2度目は容赦しねえからな。」 その途端だった。 「舐めるな!」 生徒の1人がナイフを振りかざして飛び掛って来た。
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