僕は執事

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まあ。その根性は見上げたものだが相手が悪い。 俺は背中に当たる直前のナイフを指2本で止めた。 そのまま流れるように振り返り飛び掛って来た生徒を蹴り飛ばした。 生徒は教室の壁に叩きつけられ気を失った。 俺はそのナイフを指2本で簡単に折り曲げると言った。 「今度会った時がお前らの最後だ。忘れるなよ?」 俺は笑顔で言うと教室を出た。 他の生徒達は腰を抜かしたようだった。 あんな餓鬼に俺の相手が務まるものか。 俺は何箇所か周り同じ様にお嬢様を狙う不良共に釘を刺してから買い物に行き食材を買い込むとまた窓から戻り元の姿に戻って部屋に戻った。 ちょうど2時間後だった。
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