3/6
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
野田は、急いで研究室に戻った。 ドアを開けると、そこには見知らぬ男が立っていた。 「あなたは誰ですか? ここは、関係者以外立ち入り禁止ですよ。」 「分かっています。 野田先生にお話が有って待っていました。」 「私に?あなたは、誰なんですか?」 「私が誰かは、あまり意味が有りません。 問題は、Rの事です。」 「R?」 野田は、首を傾げた。 「私達は、Rと呼んでいます。 蘇生と言う意味で使っています。」 「蘇生? 何の事です?」 「あの花ですよ。」 「あれを知っているんですか?」 野田は驚くと同時に、目の前の男の正体に興味を持った。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!