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野田は、急いで研究室に戻った。
ドアを開けると、そこには見知らぬ男が立っていた。
「あなたは誰ですか?
ここは、関係者以外立ち入り禁止ですよ。」
「分かっています。
野田先生にお話が有って待っていました。」
「私に?あなたは、誰なんですか?」
「私が誰かは、あまり意味が有りません。
問題は、Rの事です。」
「R?」
野田は、首を傾げた。
「私達は、Rと呼んでいます。
蘇生と言う意味で使っています。」
「蘇生?
何の事です?」
「あの花ですよ。」
「あれを知っているんですか?」
野田は驚くと同時に、目の前の男の正体に興味を持った。
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