羽音

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あの鳥のように 青空を飛んでいきたい 足元にはいつも 暗闇がつきまとっているようで 恐怖で身体は震え 目からは大粒の雨が流れる 払いきれない負の感情 遠い昔に蓋をしたはずなのに 私は気がつくと また青空を眺め… 自由に飛び回る鳥を ただ羨ましく想った
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