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何もかもが上手くいっている。今も昔もこれからも。
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まだ少年と呼ばれる年頃の九条 亜稀はそう言い切れるほど自分に自信があったし自分の生にも自信があった。
容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。自分に欠点など無く誰からも好かれ誰から見ても自分は完璧で素晴らしい存在だと思っていた。
「有り得ない有り得ない有り得ない有り得ない」
だから今現在の自分の有様が信じられなかった。
他人から見ればたいしたことのない事でもアキにしてみれば
充分にたいしたことだった。
「うあああああああああああああああああ」
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