四季集団

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今日は始業式 長かった春休みも終わり 桜田亜稀高校2年になります! ・・・・・・・・ 人いっぱいいるなぁ 職員室に張り出されたクラス発表用紙の周りにはたくさんの人 私の名前どこなのよ ドンッ 『いったぁい』 人だかりに入っていくと早速誰かに押し返されしりもちをついた 『さいあくー』 「ごめんね!大丈夫?」 目の前に手が伸びてきた 『あっありがとう』 その手をつかむとグッと引き寄せられ簡単に立つことができた 「君、名前なに?」 『えっ?』 周りがざわついてよく聞こえない 「な・ま・え」 『あぁ、桜田亜稀』 私の名前を聞くとまた前を向き何かを探し始めた ・・・・・・ 「D」 『何?』 「亜稀ちゃんD組。しかも俺と同じクラスだ」 このひと私のクラス探してくれたんだ 『ありがとう。そっか、よろしくね!えっと・・・・』 名前わかんない 「しりもちつかせちゃったからね、お詫び。俺はハル!篠崎春。よろしくね」 そういうと私の頭を撫でた そのせいで髪は簡単くしゃくしゃ 『ちょっと!なにすんのよ』 髪を直していると突然手を引っ張られた
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