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結局学校では遥をみることができなかった
「夏輝!あんたは掃除あるでしょ!」
『ごめん亜稀!今日はパス』
亜稀にぐだぐだ言われながら急いで教室からでる
今は遥のことしか考えられない
あいつあの時泣いてた
『はぁはぁ』
河原の近くまで来ると少し歩いた
その時誰かが視界に入った
・・・・遥?
むこうの方に遥が立っている
じゃぁその隣の奴は・・・・
すぐにわかった
顔はみたことないけど多分大野ってやつ
また俺の中で何かが動く
やっぱりお前はムカツク奴だよ
そこからはひたすら走って家に帰った
『ただいま』
母さんの顔もみず上にあがった
もし・・もし今の気持ちを母さんたちが知ったらどうなるんだろうな
そのままベッドに倒れこむ
「ただいま」
遥が帰ってきた
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