退魔の力について

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退魔の力とは、退魔の力を持つ者だけが使うことが出来る異能の力のこと。 現在この力を持っている人は黒峰蒼夜、寿響歌、女将さん、白銘の四人。 退魔の力は人外に対して強力な力を発揮するが、人間に対しては効果はない。 響歌と女将さんが持つ退魔の力は妖怪全般に働く力だが、蒼夜の持つ退魔の力は普通の妖怪には全く働かず、黒翼などの特殊な力を持つ存在にしか効果がない。 お互いに殺すカテゴリは違うが、退魔の力というカテゴリでは同じになっている。 響歌は寿の血の影響で能力に退魔の力が宿っているが、女将さんは退魔の力をあまり上手く使えないので、斬爪流を介して退魔の力を扱っている。 蒼夜の退魔の力は内に宿るもう一人の蒼夜『蒼影』の力を借りて放出し、デュランダルやスペカなどの攻撃を介して扱ったり、直接体から放出したり出来る。 退魔の力は退魔の力で相殺出来る(退魔の力自身が異能の力であるため) 要約すると、 ・退魔の力は人によって対象が異なる。 ・響歌、女将さんは妖怪全般。 ・蒼夜は黒翼など。 ・退魔の力は退魔の力で相殺出来る。 7/2追記…… ★『蒼』と『碧』について 退魔の力は蒼夜、響歌、女将さんの『蒼』と、白銘の持つ『碧』に分けられている。 『碧』は『蒼』の完全なる上位種で、妖怪だけでなく吸血鬼や幽霊、神様も殺すことが可能(ただし相変わらず人間ベースには効かない) 上位種である『碧』は、『蒼』の力を封じ込めることが出来る(蒼夜が魔術を封じ込まれたのは退魔の力が魔術に含まれているため) 『碧』発動時にはいかなる異能の力も通用せず、弾幕もスペルカードもかき消される。 つまり実質的に白銘に勝つにはリアルファイトしかないのだが、その戦闘力は蒼夜を遥かに凌ぐ。
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