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「父さん‼まだ学校決まってないのか?」
「あのさ・・・優・・・お前女装して女子高いけ。父さんが校長してるシオンヶ丘女学院に。お前と同じぐらいハイレベルだぞ」
若いだけが取り柄の俺の親父、大樹がコーヒーカップに口をつけながらいった
「なんで都会に行かせてくれないんだ‼」
俺は自慢ではないんだが、こうみえても高い学力がある。しかしうちは田舎、俺に合う高校がない・・・お前の学力に合う高校をみつけてやると言ってもう五月中旬だ・・・どうするんだ
「コスト削減だ‼」
ビシッと指を俺にさして大声で言った
「なんで俺が女装しなきゃならないんだ」
たしかにそりゃ、身長ちょっと低いし、声も女の子っぽいし、肌も白いし、女の子っぽい顔はしてるが・・・
「お前なら何もしなくていいだろ?明日から登校な?一年二組、もう父さんちゃんとしといたから」
こんなバカな理由で女子高にいく事になった
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