第二部 彩女就職

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「あぁ゛!?いい訳ねぇだろ。おい、彩女。俺はお前を呼び捨てにするが、お前は‘土方さん’って呼べよ、絶対に。」 「は、はい」 土方さんの形相に若干、後退りしながらも彩女は、頷いた 「ところで彩女君・・・あぁ~・・・言いづらいんだが、此処が天国だということ。信じてもらえたかな?」 しばらく事の成り行きを見守っていた近藤さんが、申し訳なさそうに尋ねてきた 彩女は近藤の言葉に、息を呑んだ 私がさっき見たもの 紛れも無く、それは‘私’の死体だった 少なくとも此処は、この世ではない 彩女の中で、これだけはハッキリとしていた 近藤の言葉を信じるしかないのだろう 「はい。信じます」 ハッキリと近藤の目を見つめ、彩女は答えた
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