第一部 信選組出会う

5/8
347人が本棚に入れています
本棚に追加
/214ページ
中に入ると、暗かった部屋の明かりがパッと点いた すると目の前に身長の高い、男性が二人 「っうぉ!」 まさか目の前に人がいるとは思わなくて私は又もや、間抜けな声を出した 「へぇ~、こいつが新しいやつかぁ」 私から言って右側 長めの髪をした、これまた美形の男性 「結構かわいいなぁ!」 私から言って左側 短髪の筋肉ムキムキな男性 「ぁ、あの・・・」 二人に見定められるように、見られると 私は自然と身を、縮こまらせた 「あぁあぁ、二人共!怖がってんじゃんかよ!」 新たな声がするほうを見ると、そこには私より少し背が大きい童顔の青年、いや?少年が立っていた 「あ!今ぜってぇ童顔って思っただろ!」 「いえ!全く!」 見事ズバリと、心の中を当てられた私は速攻で否定した 「まぁ、良いけどよぉ~」 私の慌てぶりが、気に入らなかったのか、彼はプイッと横を向いてしまった あぁ、やばい 怒らせたかも・・・ 私が一人で不安になっていると奥から声がした 「おい!てめぇら、いつまで雑談してやがる!」
/214ページ

最初のコメントを投稿しよう!