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中に入ると、暗かった部屋の明かりがパッと点いた
すると目の前に身長の高い、男性が二人
「っうぉ!」
まさか目の前に人がいるとは思わなくて私は又もや、間抜けな声を出した
「へぇ~、こいつが新しいやつかぁ」
私から言って右側
長めの髪をした、これまた美形の男性
「結構かわいいなぁ!」
私から言って左側
短髪の筋肉ムキムキな男性
「ぁ、あの・・・」
二人に見定められるように、見られると
私は自然と身を、縮こまらせた
「あぁあぁ、二人共!怖がってんじゃんかよ!」
新たな声がするほうを見ると、そこには私より少し背が大きい童顔の青年、いや?少年が立っていた
「あ!今ぜってぇ童顔って思っただろ!」
「いえ!全く!」
見事ズバリと、心の中を当てられた私は速攻で否定した
「まぁ、良いけどよぉ~」
私の慌てぶりが、気に入らなかったのか、彼はプイッと横を向いてしまった
あぁ、やばい
怒らせたかも・・・
私が一人で不安になっていると奥から声がした
「おい!てめぇら、いつまで雑談してやがる!」
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