第一部 信選組出会う

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また新しいやつか! そう思い、私は声のした方を振り返る そこには、いかにも人の良さそうなオッサ・・いやいやオジ様が立っていた 「やぁ、初めまして。我名は近藤勇之介。君が彩女くんかい?」 人の良さそうなオジ様改め、近藤さんはそう言うと私に手を差し出してきた 握手ってことだよね? 「あ、はい。彩女です。初めまして」 私も自己紹介を終え、近藤さんの握手に応えた 「うんうん。なかなか良い娘さんじゃないか」 近藤さんは、満足そうに頷く 「おい、近藤さん。こいつに早く説明してやれよ」 いつまでもニコニコと頷く近藤さんを、切れ目イケメンが急かした うん、私もそれ言いたかった 「おっ、いかんいかん。そうだったな。では、彩女君。まず最初に何を聞きたいかな?」 近藤さんは私に目線を合わせ、尋ねた
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