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また新しいやつか!
そう思い、私は声のした方を振り返る
そこには、いかにも人の良さそうなオッサ・・いやいやオジ様が立っていた
「やぁ、初めまして。我名は近藤勇之介。君が彩女くんかい?」
人の良さそうなオジ様改め、近藤さんはそう言うと私に手を差し出してきた
握手ってことだよね?
「あ、はい。彩女です。初めまして」
私も自己紹介を終え、近藤さんの握手に応えた
「うんうん。なかなか良い娘さんじゃないか」
近藤さんは、満足そうに頷く
「おい、近藤さん。こいつに早く説明してやれよ」
いつまでもニコニコと頷く近藤さんを、切れ目イケメンが急かした
うん、私もそれ言いたかった
「おっ、いかんいかん。そうだったな。では、彩女君。まず最初に何を聞きたいかな?」
近藤さんは私に目線を合わせ、尋ねた
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