第二部 彩女就職

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「松下さん!?何言ってるの!私なら此処にっ」 いくら何でも、ふざけ過ぎてる そう思った私は、人混みを必死に掻き分け、中心に駆け寄った・・・・つもりだった !!! 何故か人に、触ったはずなのに触った感覚がない なんだろう まるで自分の体を誰かが、すり抜けていくみたい 不審に思った私は、近くにいた男性の肩に触れる だが、その行動も虚しく、自分の手が男性の肩を貫通していく !!! 何で・・・ これじゃまるで、幽霊じゃない 『だから貴女、死んでるんですよ』 脳裏に、ついさっき言われたような気がする言葉がよぎる そんな、まさか・・・!! 私は、倒れている少女の元へ駆け寄った
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