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「っっうぁあああぁぁあっ!!」
死んだ“私"の頬に触れた瞬間、体中に再び激痛が走った
瞬時に目を閉じ、痛みに顔を歪めた
「おい。何時まで、そうやってるつもりだ」
しばらく痛みに浸っていた私は、頭上からの声に目を開けた
「・・・歳さん」
目を開けると、歳さんが眉間に皺を寄せながら私の顔を、覗き込んでいた
「おおおい!!何時から、てめぇは俺を‘歳’って呼んで良くなってんだよ!?」
土方はこの時、潤んだ目でまっすぐ見つめる彩女に少なからず、ドキッとしていた
「いいじゃないですか~。歳さんだなんて、まるで妻みたいで♪」
土方が動揺を隠しながら、言うと沖田がニコニコしながら二人の会話に混ざってきた
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