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彼の力が
『お前に今、話すことはねぇ!黙って俺について来な!』
とでも言っているような気がして私は無言で彼のあとを追った
てか、手痛いし歩くの早過ぎなんですけど・・・(泣)
自分のペースで、ドンドン進む彼に私は必死でついていく
「さぁ、着きましたよ。」
うわぁ、下向いて歩いてたから全然気づかなかった
顔を上げると、目の前には見たこともない光景
よくテレビでみる大富豪が住んでいるような建物があった
「あの・・一体此処は?」
私が不思議そうに尋ねると、彼は微笑みながら答えた
「此処は、私達が仕えている場所。
そして
貴女の職場ですよ。」
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