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「っえ!飛んでる!フライっ!I am flyingっ!?」
「あぁ!五月蝿い!」
現在お姫様だっこで、大豪邸の上を散歩中の私
てか、この豪邸どんだけ面積広いんだ―――!!
「どこに行くんですか!!?」
彼の腕の中でジタバタする私を更にきつく抱きしめる彼
「本当に五月蝿いですね~。降ろしてほしいなら、今すぐにでも落としてあげますけど」
不気味に微笑みながら、囁くように言う
ていうか、目が全く笑ってないんですけど―!!(恐)
でも、確かにこの高さから、落とされたら確実にチーン♪だ。
(チーン♪=死)
「・・・あの、私達は何処へ?」
大人しくなった私に、満足したのか、先程の不気味な笑みではなくニコニコ顔で、答えた
「逝けば、分かりますよ」
逝くって字ちがぁ―うΣ!
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