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ねぇ先生。
オレはこんなにも先生のことが好きなんだよ
でも先生は、オレのこと見てくれてはいないよね。
どれだけオレが先生のこと見てるか、先生は知らないよね――…
「……っ!!」
オレは息を呑んだ。
先生に釘付けになった。
喉がカラカラに渇いて口内は粘っとした唾液で満たされる。
誰かが呼んでるが、今のオレの耳には届かなかった。
「……先生…?」
先生が、泣いていた…。
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