そして魔王に…

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「ところで魔王様。お腹空きませんか?」 時刻は1時 ナッツと論争、というよりナッツの演説があまりにも長かったため、いつの間にか昼になっていた 「ああ、そうだな…」 よく考えれば朝メシまだ食べてないし 「急ぎ支度を」 ナッツの号令の下魔物共が動き出… 「あ"!!ナッツ様~!!材料無い!!調達してきて下さい」 …してくれたらよかったんだが… つうかナッツ威厳無さすぎ 「鎌鼬!!」 ナッツが声を張り上げると、風のように現れた「かまいたち」 「至急料理の材料を持ってきなさい!!」 ナッツがそう言うと、鎌鼬とやらは一瞬で消えた 「ナッツ…あいつらは?」 「鎌鼬です。我々エルフの中でも、かなり移動が速いです。所属は切り込み部隊、および奇襲部隊です」 ナッツが言い終えると同時に、鎌鼬は再び現れた
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