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まだ死んでない…
「ナッツ様!!魔王様がお目覚めになられましたー」
「魔王様!!」
「魔王様!!」
何十人、
いや何十体も一斉に俺の部屋へ踏み込んでくる
かなり騒がしい…
呼ばれてたのはナッツ様とか言う天使だけだろ…
そのナッツ様とやらが俺に近づいてきて、
「魔王様、気分はいかがです？」
などと抜かしてきたので、
「最悪…」
と答えてやった
「もしやまだ頭痛が!?」
違う……
鈍すぎ…
「ナッツ様、先代の遺言をお忘れですか？」
ナッツ様が「あ…」みたいな顔をした
「失礼しました。魔王様は我々のことをご存知なかったのですね？」
知るか、バーカ!!
「遺言書を!!」
とナッツ様は叫び、その後俺の方を向いた
「魔王様。今から事情を話させていただきますので。きついでしょうがお聞きになって下さい」
そう言うとナッツ様は語り始めた
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