ホワイトデー企画「marcato」

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「う、うん・・・」 僕は姉さんに直樹君の事を話した。 バレンタインの事と、学校での事、ホワイトデーの事とさっきの電話の事。 全部姉さんに話した。 すると姉さんは暫く黙っていた。 「やっぱり、直樹君には何もしてあげられないのかな・・・?」 「うーん・・・ちょっと待ってて。」 姉さんは一度部屋を出たけど、すぐに戻ってきた。 その手には何かのプリントを持っていた。 「1つだけ、方法があったよ!!」 姉さんの目が輝いていた。
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