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『神機』と『腕輪』―――
神機とはオラクル細胞を利用した技術で生み出された、アラガミと戦える唯一の武器。
アーティフィシャルCNSと呼ばれるコアを有し、アラガミそのものの力を秘めている。
神機を扱う神機使いは大きく分けて、旧型と新型の二種類に分類される。
旧型神機は近接式と遠距離式どちらかに特化しており、戦闘時の役割も分かりやすいものとなっている。
近年誕生した新型神機は、近接式と遠距離式の両方を兼ね備える神機を指す。適合するゴッドイーターの数が非常に少ないため、希少な存在である。
他人の神機を使うことは非常に難しく本人が死亡、または引退した後、適合検査を受けて合格しなければ不可能である。
その為旧型神機の場合、本人の意思とは関係なく戦闘時の役割が決定される。
神機を扱うにはゴッドイーターにオラクル細胞を投与しなければならない。しかし、そのままでは神機自体に捕喰されてしまう。
そこでゴッドイーターは腕輪を介して、オラクル細胞と偏食因子を取り入れ神機を操る。無論、偏食因子が少ない場合も神機に捕喰されてしまう。
このようにゴッドイーターと腕輪は切り離せない存在であるが、腕輪は端末ターミナルの役割も担っている。
アラガミ発生以前の文化も保存されており、これらはゴッドイーターの数少ない娯楽の一つと言える。
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