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~雄也組サイド~
「この観覧車大きいな。」
「そうね。」
こんな感じの会話をしていた。
「ちょっと待った。なんかお見合いみたいでやりずらいんだけど。」
「確かにそうね。何か話題はないの?」
「ないけど…和樹達はどうかな。」
「どうなのかしらね。気になるわね。」
いつものナレーションは和樹だが今回は雄也がやっています…ってなんで説明してんだ俺…
「でも実夏には同じ電車好きな友達ができるといいのにね。」
「それもそうだな。今頃和樹は大変かもな。」
実際和樹はその時に自分には分からないような話をされていた。
「和樹も電車関係の事も知ればいいのにね。実夏は和樹の事を気にしているみたいだし。」
「そうなのか。和樹も実夏の事が好きらしいしな。」
こちらもそんな会話をしていると観覧車が地上に着いてしまった。
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