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「ちょっと遅いよ~なにしてたの?」
このアバターは稀だろう
マイクを付けてリアルタイムで話しが出来る
本当に驚かされる私...
時代に取り残されていた感があって悲しくもなった
「ちょっとアレンジしててさぁ~」
「そっくりだねぇ」
後ろから聞き覚えある声
「美海すごいに似てるよ~」
優子のアバターだった
しかし、みんな似ている
「優子~つかこのゲームってなにするの?」
「うんまぁ戦争かなぁ」
「戦争?!!」
「うん。うち戦略ゲームとか好きで...意外でしょ?」
たしかに意外だった
The平和主義って感じの優子が戦争ゲーム
「二人はまだ国に入ってないからまずは国に行こう。うちは青龍の国だけどそこでいいかなぁ?」
「あっうん。よくわからないけど」
「稀もそこでいいよ~」
優子に連れられて『青龍の国』に行くことになった
「ねぇ優子強くない?」
優子には聞こえないように稀に言うと
「ちょっとねケタ外れで」
稀も感じていたが優子はすでにベテランだった
国に着くまでに何度かモンスターに襲われたが優子が瞬殺してくれた
おかげでLevel3になった優子についてはあまり触れないでおこうと思う
「あそこに役所があるから手続きすればいんだよ」
優子に言わるがまま稀と手続きしに行った
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