始まりは『ここ』から

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なんとか学校に間に合ったが、 寝起きの全力チャリ走はきつい 「おはよー!」 いつもと変わらないクラス 「おはよ。美海髪やばぃよー」 「ちょっと寝坊ちゃってね」 私の誓いは30分ともたない 「お母さんが亡くなって起きるのが一番辛いかぁ?」 「ちょっと稀っ」 「あっごめん!そいゆう意味じゃ...」 「大丈夫だよ~実際そうだし!なんで死んじゃったんだよ~」 笑って済ませたが実際きつい 「ねぇトイレ行こー。髪直さなきゃ」 ―――――この時私はタイムゲームの存在を知らなかった あんな恐ろしいモノだとわかっていたら絶対にやらなかった
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