開戦

17/17
107人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
パャッ!! 謎の効果音と共に眩い光が走った。 それはカメラのフラッシュだった。 「なっなんだっ!?っうぁっ!!」 新城が悲鳴をあげた。 「動くなっ!!」 新城に固め技をかけている男が言った。 「お前は…岡野っ!!」 「おっと、動くんじゃねー!!てめぇらの犯行はバッチリカメラにおさめてあんだからなっ!!」 「ぐっ…岡野…てめぇ…」 押さえつけられている新城が呻くように言った。 「フハハぁ~!!また会ったな新城くん~!?」 岡野はニヤニヤして言った。 「前回は退学に出来なかったが今回は退学を避けられまい!?フハハハっ!!まぁ安心しろ。今回は仲間もいるからなっ!!」 岡野は勝ち誇ったような目で僕と桐生を見た。 その時新城が固め技から逃れようと身体を動かした。 「動くんじゃねー!!」 「ぐぁぁぁぁーーーっ」 新城の骨から嫌な音がした。 「岡野っ!!てめぇ!!」 僕は殴りかかろうとした。 が 「何をしているっ!!」 校長だった。 「さぁ…パーティーの始まりだ…!!」 岡野は不気味に言った。
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!