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パャッ!!
謎の効果音と共に眩い光が走った。
それはカメラのフラッシュだった。
「なっなんだっ!?っうぁっ!!」
新城が悲鳴をあげた。
「動くなっ!!」
新城に固め技をかけている男が言った。
「お前は…岡野っ!!」
「おっと、動くんじゃねー!!てめぇらの犯行はバッチリカメラにおさめてあんだからなっ!!」
「ぐっ…岡野…てめぇ…」
押さえつけられている新城が呻くように言った。
「フハハぁ~!!また会ったな新城くん~!?」
岡野はニヤニヤして言った。
「前回は退学に出来なかったが今回は退学を避けられまい!?フハハハっ!!まぁ安心しろ。今回は仲間もいるからなっ!!」
岡野は勝ち誇ったような目で僕と桐生を見た。
その時新城が固め技から逃れようと身体を動かした。
「動くんじゃねー!!」
「ぐぁぁぁぁーーーっ」
新城の骨から嫌な音がした。
「岡野っ!!てめぇ!!」
僕は殴りかかろうとした。
が
「何をしているっ!!」
校長だった。
「さぁ…パーティーの始まりだ…!!」
岡野は不気味に言った。
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