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「で、話って何だよ?」
中村は聞いた。
昼休みの屋上は人で溢れ、バレーボールをする者や、もはや意味不明な踊りをする者など、なんやかんやと騒いでいる。
「さぁ~て、なんだと思う?」
新城がニコニコしつつ言った。
「いや…お前が話があるって誘ったんだろ…」
桐生の鋭いツッコミが入る。
しかしながら、新城はそんな物には全く屈する様子も見せず、再び口を開いた。
「お前…神藤 望(しんどう のぞむ)先輩の事知ってるか?」
「神藤?…どっかで聞いた事あるな…伝説の男とか言われてたような気が…」
「そう…神藤先輩は伝説の男だ…そして…別名…のぞKINGと呼ばれている。」
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