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季節外れの薄紅が
舞い散る世界を歩いた
その全てが幻みたいに
僕の指をすり抜けてく
追いかけて
追いつかない背中に
囁いた言葉さえ
薄紅の風に掻き消えて
いつかその背中を
守ることが出来るなら
例えこの命消えようとも
それで構わなかった
薄紅が舞い散る世界で
君と僕は出逢ってしまう
♪
幾億の時を越えてなお
また君と笑い合ってる
大きくて強いその背中
変わらない姿と声を
求めてしまう
僕がいることを
いつか君は
気付いてくれますか?
永遠なんてないけれど
ずっと僕の傍で笑っていて
ずっと君の傍に居させて
今度は「俺」が護るから
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