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「馨さん、ラテ１つ」
「はーい」
俺がバイトを始めて１ヶ月
幸いにも仕事内容にはすぐに慣れることが出来た
「はい、悠李くんお願い」
「了解です」
馨さんの俺に対する敬語もどうにか止めてもらい、少しは親しくなれたかと思いたい
帰りは毎日送っているし……と言っても、マンションが同じなだけだが
「店員さーん」
「はい……って、またお前らかよ」
客に呼ばれて行くと、いつの間に来ていたのか成実や大輔、哲也にまりあの姿が
こいつら、俺がバイトを始めてからというものほぼ毎日通っている
一体、どういうつもりか
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