-2-

18/24
前へ
/80ページ
次へ
カフェの営業時間が終わり、2人で片付けをする 俺は椅子をテーブルの上にあげ床掃除を 馨さんはカップなどを洗っていた ガチャン、と 馨さんの方から聞き慣れない音 見ると焦ったような顔をしている 「馨さん?大丈夫ですか?」 「うん、カップ落としちゃっただけだから。大丈夫」 そう言って破片を拾う彼女 手伝おうとモップをその辺に立てかけた時 「あっ……」 「馨さんっ?」 小さく声を上げた理由は、すぐに分かった 少し駆け足で近づいていく
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加