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カフェの営業時間が終わり、2人で片付けをする
俺は椅子をテーブルの上にあげ床掃除を
馨さんはカップなどを洗っていた
ガチャン、と
馨さんの方から聞き慣れない音
見ると焦ったような顔をしている
「馨さん?大丈夫ですか?」
「うん、カップ落としちゃっただけだから。大丈夫」
そう言って破片を拾う彼女
手伝おうとモップをその辺に立てかけた時
「あっ……」
「馨さんっ?」
小さく声を上げた理由は、すぐに分かった
少し駆け足で近づいていく
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