prologue

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?「ん?ここはどこだろう?」 私が居たのは森だった でも、森といっても私がいるのは入り口付近みたいだ とりあえずこんなところにいても仕方がないから森から出てみようと思って入り口に向かって歩き出した けど ?「止まりなさい!」 後ろから殺気とは違った何かが体中に突き刺さった感じがした 私は一瞬焦った でも、すぐに冷静さを取り戻させる そしてポーカーフェイスを保ちながら後ろを振り返った そこにいたのは金髪ドリルのちっちゃい女の子だった ?「どうかしたの?」 ?「貴方、今何か悪口いわなかったかしら?」 ?「気のせいじゃない?」 ?「……ま、いいわ」 なにこの子!すっごい勘が鋭いんだけど!? 禁句はチビ関係なのか…覚えておこう そんなことを思っていると女の子が話しかけてきた ?「私の名前は曹猛徳。貴方に質問があるのだけれど……いいかしら?」 ?「ん?私は……」 そうだ……私は名前を捨てたんだった 仕方がないよね 「私には名前がないのよ………それで、なにかな?」 猛徳ちゃんは事情をなんとなく察してくれたようで「…そう」とだけしかいわなかった 曹「あなたはなぜ此処にいるの?」
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