プロローグ

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寝過ごしたと気付いた時点で、俺は今日が悪い日になることが分かっていた。 時刻は13時を過ぎていた。今更学校に行っても意味がない。 「………腹減ったな」 冷蔵庫漁ってみるが、めぼしい物は入ってない。 しゃあない、コンビニに行って何か買ってくるか。 ただの普通のどこにでもあるようなコンビニ。そうであるはずだった。しかし世界は変革を求めていた。何かが変わらなくてはならない。 何かを変えなくてはいけない。 密かに世界は動いていた。 そして、今日最悪の日に世界は大きな変貌を遂げる。
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