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目が覚めると隣には昨日出会った嫁がすやすやと気持ちよさそうに寝てた。
いつの間にかこの国では同性同士の結婚が許されていたらしく、すんなりと籍を入れることが出来るらしい。
一つわかったことは俺の今までの常識というのは通じないということ。
結婚すると決まれば、あの旦那さんは立派な一軒家をポンと用意してくれた。
なんでも二人だけで夫婦生活を営めとか。
実際、籍とか細かいことは俺が卒業してからということらしい。
「起きろって朝ですよ。」
「ん～。おはよ？」
まだ子どもにしか見えない幼い顔をするこの人が自分より年上だということ。
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