morning

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「忘れ物ない?行こ?」 「はい。大丈夫です。」 しっかり後片付けを済ませるといい時間になっていた。 「あのね、ご飯美味しくなかった?」 「いえ、美味しかったですよ。」 「本当?良かったぁ。だって旦那さまたら何にも言わないで、怖い顔してるんだもん。」 怖い顔ね。 それはあいつらが五月蝿いから気になって。 「すみませんね。気を付けます。」 「うん。じゃあ、またね。これね、お弁当だから。」 可愛らしい黄色の巾着に入った弁当。 本当に作ったんだ。 すっげ。
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