知らせ

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私が17歳の冬 あの日は バイトから帰って いつもより働いたから すごく疲れていて ご飯食べて お風呂に入り 曲を聴きながら すぐに寝てしまった ヤンチャしてた 私の部屋は 離れで 寝てからどのくらいたったのかわからないけど ドアか窓を叩く音がして 目が覚め 起きたら 窓が開いていて 窓の外に 誰かが立っている気配がした だけど 不安はなく むしろ心地よい気がして 窓を見つめた いつも私を心配してくれて 面倒を見てくれる 3歳上の先輩 ○○さん(男)がただ黙って立ってました 私は ○○さん!と 声をかけた でも 返事は なく 普通なら そこで おかしいと思う事なのに その時は 全然思わず ○○さんに話しかけていました 私の中でも 夢なのか現実なのか・・ すると ○○さんが 『ちゃんとしろよ 俺はもうお前のそばには いてやれない』 と 私に言った 私は なんの事かわからなくて するとまた 『元気でな 幸せになれよ』って言い ○○さんは いなくなってしまった
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