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「施しても施しても心配だわ………コレがあれば、私達は離れ離れにならないわ。
ずっと一緒よ。………雅輝………私の愛しい子………」
「あぁ………コレは何?痣?………前には無かったわ………」
「………この痣…大きくなっているわ………これは印?………そんなまさか………あってはならないわ………」
「………消さなくては見付かってしまう………雅輝…私の愛しい子………誰にも渡さない………」
月日をおうごとに女の我が子への愛情は狂気の色を濃くしていき、その子供はその狂気を受け続けた。
そしてその子供は小さい体に狂気を受け続け、虫の息になっていたところを見付けられ、女から離された。
子供はそのまま魔法学園へと送られ育つ。
その子供の名は柏瀬雅輝(カシワセ ミヤキ)これから始まる物語の主人公である。
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