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「み、翠様ー!!」
「翠様!運動場での魔物がまた出ましたッ!!」
「えっ!?君達は怪我は無い?」
玄武の気配をする方から数人の生徒が逃げてきて能力測定授業時に出現した魔物がまた現れた事に瑠璃は驚いたが、逃げてきた生徒達に怪我が無く一安心と共に益々雅輝の安否が気になった。
とりあえず生徒達に寮まで逃げるように指示を出し、自分は魔物が出たと言う玄武の気配がする方に走り出した。
「…え、あれは何?あ、白っ!」
「翠ー!」
「翠?」
「紅も居て良かったー。ところで、ミヤ君は…もしかしてこの中?」
「ミヤ君の気配が中からするからそーだと思うんだけど…」
「もう一人、別の気配も感じるんだ。」
「もう一人?」
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