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「さて、使い魔が作れたのは柏瀬だけかー。この時間で作れないなら、ネバっても仕方ないし、帰るか。」
「「「「「はーい」」」」」
「あ、柏瀬は使い魔作る以外は何もできないから、もう1.2体作っておいた方が今後の為に良いと思うぞ。」
先生のちょっとバカにした様な言い方に、白いフサフサが抗議しようとしたのを龍也がそれの口を手の平で塞いで止めた。
「うん、そうですねー。ボクちょっと残ってやってみる!」
「俺達が柏瀬君の使い魔作成見ているので、先生は他の生徒を先導して先に学園に帰って下さって大丈夫ですよ。」
「んーじゃあ守護家の皆様にまかせる。」
よろしくーと軽く片手を上げて先生は生徒達を引き連れて学園に戻って行った。
「アツ君…あれ?アツ君も帰っちゃたのかな?」
「あー残るように言っておけば良かった…」
「海老名は使い魔作れなかったんだから帰るだろ。」
「まぁそーなんだけど…」
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