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「じゃあ文字である俺らの会話はそれこそ自由に不自然なことなく飛躍して変形できるんだ。俺、小雪が好きだからお前小雪になってみてくれよ」
「わかった」
「…あの~、小雪さんですか?」
「VIERAにリンク」
「うわー、小雪だ!本物だ!」
「松山ケンイチとリンク」
「そこそこえげつない下ネタ言うんだ…」
「私達の夜はハイボールから始まる…」
「はい戻れ。すぐ戻れ」
「どうした?」
「全然イメージが違うな」
「何が」
「銭と性欲の匂いしかない」
「だめなのか?」
「せっかく俺らは自由に何にでもなれるんだから、イメージもしっかり守ろうよ」
「ああ、まあそうだな。でも小雪あんまり知らないからなあ。何か別のだったら」
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