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「でもいい情報も得た」
「何が」
「俺ら文字やから、何人にでもなれるな」
「確かにさっきは三人だったな」
「よしきたハーレムつくろう」
「たくさんの美女をはべらしたいんだな」
「よし、たくさんの美女になれ」
「…」
「…………」
「……」
「…」
「……………」
「……」
「………」
「…」
「…」
「……」
「…………………」
「……」
「………」
「…」
「…………」
「……」
「全員戻れ」
「何だ？」
「余すとこなく綾波だろ」
「クローンだから設定もあってるかなって」
「あれ一番怖いシーンだぞ…それにハーレムと言ったら、普通はより取り見取りの美女達だろ？」
「あ、でもあれだぞ」
「何だ」
「一人はゴルゴ１３だったぞ」
「尚更おかしいわ」
「ダメか…」
「…もう何でだ！何で人より自由に変形できる文字である俺達がこうも上手くいかないんだ！」
「まあでもしょうがないよな」
「だから何でだ？」
「書かれてる身だしな」
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