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「ジェジュン!」
「んぬぁ?」
「なによ、そのいかにも動揺してますって返事」
「あのね、同様しない奴居ると思う?」
「あ…」
言葉が声を発したので、なんとなく気が付いた…ユチョンか…
「あの、ジェジュンさん?本当にいいんですか?」
「何?」
「その、ユチョンさんの彼女ですよ?姉は」
「知ってて言ったんだから、もう、なるようになるようにしかないんだよ。おかしいでしょ?」
「いえ…」
言葉はそう答えると、姉の洋服をそそくさと本人へ差し出した。
なんとその場で着替えようとする柚季を言葉は隣の部屋へむりやり押し込んだ。
当然、柚季は抗議の声を上げていたが、言葉は無視をしていた。
「ほんと、非常識で…」
「(笑)変わっているのは知ってるから、大丈夫。ちょっと驚いたけどね」
「ジェジュンさん?」
「ん?」
「本気の本気で聞きます。姉が好きですか?」
言葉の口調は強く、たじろいだがジェジュンはにこやかに答える。
「もちろん」
その言葉を聴いて、なにか浮かない顔を言葉がしているので気にはなった。
「どうして?」
「はい?」
「どうして、そんなに心配するのかな。確かに、ユチョンの彼女だし、納得できない事はあるとは思うけど…」
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