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「自分の彼女だと思ってた女の子に、もう一人彼氏が出来ましたなんて…あぁ…ふつうなら別れるよ。でもさ、その、あぁ・・・俺には柚季が必要なんだよ。例え他より変わった娘だったとしても、それでも俺は柚季が好きなんだ。これだけは、誰にも負けない」
「ユチョン…面と向かって初めて俺に言ったな、柚季が好きだって」
「柚季が揺れだしてるから…」
「柚季が?」
意外そうにやっとユチョンを直視するジェジュンにどんな顔をすれば良いか分からないが、ここは真剣にとユチョンは続ける。
「やきもちなんて…そんなのしたくないけど、みっともなくていいと思ってる。負けないよジェジュン」
「…わかったよ。俺も負けない」
ジェジュンの言葉は何かすごく重くユチョンに届いた。
『心配なら、ジェジュンに直接メールしなよ。俺は連絡係じゃない』
メールは送信された。
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