麒麟様ともう一人の編入生様

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校内に入った白夜は理事室を探すために笛を吹きなにかを呼び出す・・・ 白夜が持っている笛は召喚笛といい契約したものを呼び出すための笛だ 笛の性能により契約できるもの・・・数が変わる 白夜がいつももっているのは最高級品・・さらに世界で一つしかないといわれる笛なのだが・・そんなものをここで使っては学園が崩れる なので今使っているのは下級の召喚笛だ ピィーーーー! パタパタ 雀「久しぶりだな白夜!!なんの用だ?」 白夜が呼び出したのは雀 雀に理事室を探させようという考えだ 実は白夜は動物の言うことが分かるという変わった体質の持ち主なのだ 頑張れば自然の声だって聞ける それ故に動物や自然に好かれているのだ 聖「使うようで悪いけど理事室探してくれお前なら頭もいいし・・頼まれてくれるか?」 それは白夜も例外ではない 動物や自然が自分を愛してくれる・・それ故に白夜も動物や自然を愛しているのだ 自分を愛してくれるものはいないと思っていたから・・ 雀「そんなことお安いごようさ! でも・・大丈夫なのか?こんな人間が溜まってるところに来て・・やつらが来るんじゃ・・・」 白「ずっとお前達に守られてるわけにはいかない・・自分で少しでも進まないとな・・ お前達にはもう迷惑をかけられない・・もちろん向こうの獣達にもな・・大丈夫だ・・俺だって強くはなったんだ・・ もう・・仲間は殺させない・・今度は俺が守る」 彼はずっと自然に守られながら山奥で暮らしてきた・・ ハンター達が自然を壊すのを幼いころから見てきた・・・だからこそ守りたいのだ 自分を守ってきてくれた彼等を・・・
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