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ウサギちゃんは泣いていました。
寂しくて、怖かったからです。
だけど
「ウサギちゃん！」
ヒツジくんの声がしました。
ウサギちゃんは窓を開けて
下を見ました。
するとヒツジくんがいました。
「ウサギちゃん！僕はもう弱くない！」
ヒツジくんは弱いヒツジくんの顔じゃありませんでした。
「うん、弱くない！」
「ウサギちゃん！言いたいこと言っていいよ！僕が受け止めるから！僕が守るから！」
ウサギちゃんはさっきとは違う嬉しい涙を流しました。
「ヒツジくんっ…！ありがとうっ…」
そしてヒツジくんは毎日ウサギちゃんに会いに行って遊ぶようになりました。
おしまい
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