ー倉沢 那由ー

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「じゃあ、那由は この学園について何も聞いてないね?」 「…うん」 「そう。簡単に説明すると幼児舎から大学までのエスカレーター式の男子校なんだよ。 規模が大きいから それぞれ別の場所にあるんだけど…この場所は高校だけなんだ。 高校は全寮制で、那由は1-Sクラスに編入が決まってて、 クラスはS、A、B、C、D、Eまでの6クラス。 あと、はい これ。」 と、一枚のカードを渡してきた。 「…何?…カードキー?」 「うん。そうだよ。 あと食堂や売店でも お金のかわりになるから大事にしてね」 カードを受け取り頷いた。 「寮はこの校舎の横の道を ずっと歩いて行くと10分ぐらいで着くよ。 荷物は部屋に着いてる頃だろうけど、足りない物があれば言ってね。 寮の1階の入口横に寮長室があるから 詳しくは寮長に聞いて」 その後、少し話し 俺は寮へ向かった。  
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