第三章

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「あ、"r"がRenで "t"がTubakiだよ」 「あ、って何だよ 絶対今思いついただろ」 ったく、そこまでして言いたくない理由なのか? まあ空気読んで聞かないけどさ あ、そう言えば 「なあ、社長と漣って何か面識あったりすんのか?」 うんうん、気になってた だってあのため口とかさ! ぜってー1社員じゃないだろ 「ん?俺の叔母さん」 「あぁオバサン…叔母さん!?」 またコイツはサラッと… 「そこまで驚くことじゃない」 いやいや、普通に驚くことだろ 身内が社長って中々ないよな? 「うん、 じゃあ明日からよろしく椿」 社長と同じように手を差し出してくる 今さら漣と握手なんて恥ずかしいんだけど… まあ微笑む漣の手を避けることもできず、手を握る ……が 「うわっ!」 そのまま引っ張られ漣の腕の中へダーイブ 「ちょっ、お前…っ」 そして案の定キスされるワケで 俺の舌が逃げたって難なくそれを絡めとる .
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