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「あ、"r"がRenで
"t"がTubakiだよ」
「あ、って何だよ
絶対今思いついただろ」
ったく、そこまでして言いたくない理由なのか?
まあ空気読んで聞かないけどさ
あ、そう言えば
「なあ、社長と漣って何か面識あったりすんのか?」
うんうん、気になってた
だってあのため口とかさ!
ぜってー1社員じゃないだろ
「ん?俺の叔母さん」
「あぁオバサン…叔母さん!?」
またコイツはサラッと…
「そこまで驚くことじゃない」
いやいや、普通に驚くことだろ
身内が社長って中々ないよな?
「うん、
じゃあ明日からよろしく椿」
社長と同じように手を差し出してくる
今さら漣と握手なんて恥ずかしいんだけど…
まあ微笑む漣の手を避けることもできず、手を握る
……が
「うわっ!」
そのまま引っ張られ漣の腕の中へダーイブ
「ちょっ、お前…っ」
そして案の定キスされるワケで
俺の舌が逃げたって難なくそれを絡めとる
.
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