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「んじゃ、俺行くから
漣も気をつけて帰れよ」
ありがと、と付け加えて僚に入ろうとする
けど…
「あ、そうだ」
何か思いついた様子の漣に腕を引かれる
危ない、と思った時にはもう遅くて漣の腕の中に後ろ向きダァイブ
今日、こんなんばっかだな
まあしっかり支えてくれた漣のお陰で、特に怪我とかはしてないけど
しかし漣の腕にガッチリ確保!
されちゃうワケで…
「んで?何を思いついたんだ?」
腕を押したって離してくれないことは分かってるし
その体勢のまま目線だけ送る
「内緒」
「なんで」
「内緒だから」
いや、意味分からないから
「じゃあ何で俺の手を引いた」
「くっつきたかったから」
…あーそうかい……
相変わらずの漣の自由な意見の即答加減に突っ込む気力もない
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