ベトナムの渡り方

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それは【避けやすい障害物になる】事が理想的だ、 日本人障害物は走って渡ろうとするが、これがドライバー的にはやっかいなのだ、終いには手を繋いでちょこちょこ動く障害物も出現する。困ったものだ。 だってそうだろう、素早く動いているものをかわす事は容易な事ではない、動体視力がズバ抜けている人でも、このような障害物を避けることが出来るであろうか。 この事から私はゆっくりと、できるだけ自然に渡る努力をした、するとどうだろう、バイクの大群が自分を避けて走って行くのだ、つまりバイクをカツオに例えると自分の回りを避けて泳いで行くのだ、カメハメハに例えると魔貫間光殺砲を避けてさらには2方向に分かれてピッコロさんには当たらないのだ、しかしこの場合、中心から伸びてきた魔貫光殺砲を避けることが出来るのであろうか?頑張れ!悟空!エヴァンゲリオンに例えると、UNの物理的攻撃にはATフィールドと呼ばれる心の壁で全て破壊してしまう。バイクの運転手は困るのでATフィールドが発生しない手前で避けることが望ましい。普段からお洒落な人に例えると、失恋か何かで身も心もスダボロになり、涙と鼻水を垂れ流してよれよれの格好で渋谷のスクランブル交差点を歩けば、みんな避けてくれる。おっと、よだれも垂れているよ。凄い小学生に例えると、雨が降ってきた瞬間に、「俺、雨を全て避けられるんだぜぇ~」っと言って上半身を動かし見事に避けている。しかし固定されている下半身、特に膝から下は濡れ初めている。まぁこの場合は事故っているが、 だいぶ話がそれてしまったので元に戻して、理想的な障害物の事だが、避けやすい障害物になるために、全ての神経を集中させて、バイクの群れに細心の注意を払い、だが決して臆する事なく、流れにみを任せ、ドライバーを信じ、冷静な頭、心、感情で横断する必要がある。 ベトナムに渡航する際には是非、実践してもらいたい、そして、心身共に鍛えられてきてほしい。 最後に、これを読んで実践したら事故に合ってしまったなどのクレームは勘弁していただきたい。これはあくまでハウトゥだし、自分の行動には自己責任がいつもついて回るものだ。
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