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おれは誰かに自分の考えが悪い事やないって言われたかったんかもな…
間違ってない、がんばれって…
「時間遅いし送ってくわ。
それに遥ちゃんと話たいしやな」
「ふふっじゃあよろしくお願いします」
おれは遥ちゃんに言うと遥ちゃんは笑ってくれた。
なんや気のせいかもしれんけど二人の間の見えない壁が少しだけ薄くなった気がした…
本音をお互いが知る言うんは心を知る言う事なんやろなぁ…
……
「わざわざ送っていただいてありがとうございます。
帰り…気をつけて下さいね」
「おう！ほんじゃ今度は遊び行こな！
遥ちゃんまたなぁ！」
遥ちゃんの家に着いて笑顔でお互いに言葉を交わした。
今日の事は二人にとってよかったな。
「黒崎さんっ！」
上機嫌で歩いて帰っていると遥ちゃんが呼び止めておれは振り返った。
そういや毎回呼び止められよんなぁ…
おれは思い出すように笑った。
まるでお決まりのﾊﾟﾀｰﾝになっとるのがおもろかったんや。
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